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ハチ公の寝室公開「お疲れさま」 1日限定、渋谷

1日限定で公開された「忠犬ハチ公」の寝室=12日、東京・渋谷駅前
1日限定で公開された「忠犬ハチ公」の寝室=12日、東京・渋谷駅前

生誕100年を迎えた「忠犬ハチ公」の寝室が12日、1日限定で公開された。東京・渋谷駅前に立つ銅像が寝室で過ごしているように家具を設置し、壁や屋根で囲んだ。「ハチ公、お疲れさま」。多くの若者や観光客が珍しい光景を撮影しつつ、飼い主が亡くなった後も屋外で待ち続けたハチ公を慰労した。

ハチ公は、6畳程度の寝室に設置したベッドに敷かれた柔らかい毛布の上で休息。周囲にソファやテーブル、餌皿、雑誌などを置いた。

1日限定で公開された「忠犬ハチ公」の寝室=12日午後、東京・渋谷駅前
1日限定で公開された「忠犬ハチ公」の寝室=12日午後、東京・渋谷駅前

部屋を制作したのは、現代アーティストの西野達さん(63)。10年ほど前に着想を得て、約1年半の準備期間を経て完成させた。「現代アートへの理解が深まり、いつかはここに(今回の作品より大規模な)『ハチ公ホテル』を造りたい」と次の計画を明かした。

生誕100年を迎えた「忠犬ハチ公」の部屋を制作した現代アーティストの西野達さん=12日、東京・渋谷駅前
生誕100年を迎えた「忠犬ハチ公」の部屋を制作した現代アーティストの西野達さん=12日、東京・渋谷駅前
1日限定で公開された「忠犬ハチ公」の寝室=12日、東京・渋谷駅前
1日限定で公開された「忠犬ハチ公」の寝室=12日、東京・渋谷駅前
1日限定で公開された「忠犬ハチ公」の寝室=12日午後、東京・渋谷駅前
1日限定で公開された「忠犬ハチ公」の寝室=12日午後、東京・渋谷駅前

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